top of page

撚り

このプロセスはいくつかの段階で実行され、フィラメント糸の未加工ストランドを結合する役割を果たします。これらの撚られた糸またはプライは、さらに撚られることで、より太いコードまたはケーブルを形成することが可能となります。

複数のフィラメント糸を一緒に撚ると、主に抗張力が増加しますが、撚りの頻度によっては、最終製品の太さ、外観、吸湿性、収縮性、研磨特性などの他の特性にも影響を与える可能性があります。このプロセスで考慮すべき重要なパラメーターには、メートル/インチあたりの撚り(TPM / I)と撚りの方向(S / Z)があります。撚りを作る機械設備の中には、ドイツ製のSaurerAllmasが含まれています。

machinery-1.jpg

ディッピング

このプロセスでは、複数の段階において撚り糸とコードを特別に準備されたディップソリューションに通します。このディップソリューションは、コードと糸の硬度と接着性を高めます。ディッピングのプロセスでは、硬化を促進するための熱処理がいたるところで施されています。この処理により、伸張性、自由熱収縮性、熱収縮力などのコードの特性を制御しながら性質の変更が可能となります。利用されているディッピングマシンには、ドイツ製のZell Benningersが含まれています。

machinery-2.jpg

ウィンディング

ポストディッピングコードは、お客様が必要とする寸法の金属製ボビンまたは段ボールチューブに巻かれています。 1本のチューブの巻重は0.8〜10キログラム、金属ボビンの巻重は8〜13キログラムです。自動捲糸機は、巻き付けプロセス全体を通じてコードと糸に一定の張力が維持されるよう設定されています。

この結果、望ましい形で巻きつけられ、編み目の発生が防止されます。ユニットには、ドイツの高性能SAHMワインダーが採用されています。

machinery-3.jpg

検査

統計的に有意な最終製品が選ばれることで、継続的なオンライン検査とは別の厳格なテスト制度を通過しています。これらには、抗張力、伸張性、熱収縮性、収縮力、接着力、直径、重量/メートルなどの特性のテストが含まれます。最先端の研究室には、加熱オーブン、Testrite™、Instron™、および金型プレス機が設備されています。さらなる研究、開発、製品の微調整を目的として、すべてのテストデータの履歴が保管されています。

machinery-4.jpg
bottom of page